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2021年8月10日(火)

公明新聞にCOMOLYが掲載されました。

8月7日の公明新聞朝刊において、コロナ禍におけるひきこもり支援の現場という枠で、COMOLYの活動が掲載されました。以下掲載された内容になります。

民間ではオンラインを活用して、ひきこもりの社会参加を後押しする取り組みが模索されている。

株式会社メタアンカーの山田邦生代表取締役は、ひきこもり当事者であった友人の釼持智昭さんを雇用したことをきっかけに、当事者が社会とつながるサービス「COMOLY(コモリー)」を昨年1月に立ち上げた。

在宅ワークが可能なチラシ制作やホームページサイト製作、データ入力などの仕事を提供するほか、仕事に必要な技術のトレーニングなども行う。現在、登録者は全国で260人に上り、東京都世田谷区社会福祉協議会から「ぷらっとホーム世田谷」のホームページ作成を受託するなど、実績も増えてきた。

山田代表取締役は「ひきこもりの人が一般就労にたどり着くには、外に出る、支援機関につながる、就労訓練を受ける……と、いくつものハードルを越えなければならない。オンラインでも社会とつながる仕組みをつくりたい」と意気込む。元当事者の釼持さんは「ひきこもっている人も、実は社会と関わりたいと悩んでいる。その願いを後押ししたい」と話している。